今年2018年も早いもので、3月になった、 3月のイベントといえばひな祭りや、卒業式、入学式などもある子供たちのイベントが多い、 そして春分の日という国民的な休日もあるのだが、
この春分の日はどのようなものであるのか? そして一般的には春分の休日にはどのように過すのがよいのか調べてみました。
春分の日とは
春分の日は3月のよく知られて国民的な休日だが、多くの人は春分の日が休日である事は知っているが、春分の日がなぜ休日で、どのような意味があるのかを知っている人は多くない。
とにかく、私もその知らない人の一人であり、改めて考えてみれば意味は分からなかったため今回調べてみる事にした。
この春分の日は実は天文学からきている、天体観測により春分が起こる日が春分なのである、、、 以上 (笑)
これではそのままの答えであり、 天体で起こる春分とはなんぞや? から調べないとこの春分の日は理解できない。 ではこの天体で起こる春分とはなんなのか?
春分
春分とは少し天文学での説明になるので難しくなるが、 簡単に説明すると 二十四節気と呼ばれる 太陽年である約365日を24等分し、下記のように春分とは9時の位置にになる
そして、その春分は天文学では太陽黄経が0度となった瞬間であり、一般的には昼と夜の時間の長さが一緒になり、今後 昼間が長くなっていくと言われている。ただしほぼ同じ時間ということで性格には昼が14分ほど夜よりも長いと言われている。
この春分は太陽の軌道によって天体観測により決定されるため、国によって春分が発生する日は変わってくる、 日本やオーストラリアは世界でも早いほうで、逆にハワイなどは春分の初声いが遅くなります。
この春分の説明は深くなると、天文学になってしまいかなり複雑な説明になってしまうので、春分とは太陽の動きで昼と夜の時間がほぼ一緒になる日という理解でいいと思います。
いつが春分の日なのか?
いつが春分の日になるかは厳密には天体観測によって決定されますが、日本では基本的に3月の20日か21日ということで決められています。
今年2018年の春分の日の休日は3月21日の水曜日です、 私はアメリカに在住なのでそのような休日はないのですが、水曜日という週の真ん中ではサラリーマンとして仕事をしている日本の皆さんは木、金か 月、火の休みを取って連休にするのか、それとも単に水曜日だけ休むのか、予定を組むのが難しいですね。
さて
この春分の日は上記に述べた通り、太陽暦の0度であり昼と夜がほぼ一緒の時間になる、 しかしなぜそんな日が休日になったのだろうか? 別に自然現象の一つであり国民の休日にしなければならない理由があるとも思えない、、
しかし歴史を見てみると日本人にとってこの休日は重要な意味があった。
まずこの春分の日が休日を設定されたのは 100年以上前になる、 もともとは春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)という祝い日であった。
この春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)は春の皇霊祭であり、 この皇霊祭は読んで字のごとく、 皇族である天皇、皇后、の霊を祭る儀式であり、 宮中祭祀の一つであったという。
この皇霊祭が1948年 昭和23年まこの名称が使われてたが言われてきたが、 その後に春分の日を改められた。 しかしながらこの春分の日への名称変更理由は色々な説があり、23年の戦後のため、日本国民が天皇を神格化する行事の一つである皇霊祭廃止することにより、日本国民と天皇家の引き離しを当時の戦後のGHQなどの戦略であったのではないかという説が濃厚ですね。
現在でも宮中ではこの春分の日には春季皇霊祭が行われているようですが、 しかしながらその行事を知っている日本国民が現在でほとんど、いないでしょうね。
これは、当時の米軍進駐軍であるGHQが日本人の弱体化の一つとして、 皇族を神格化からシンボル化するための政策であったのでは? と書かれている人も多くいます。
春分の日過ごし方
その春分の日の過ごし方ですが、 現在は上記のような皇族への皇霊祭ではなく、仏教でのお彼岸として行事が一般的になってきています、 そのためお墓参りをする人も多々います。
そのため春分の日に食べらえる一般的なものは 彼岸にお供え物として作られる、 ぼたもちや おはぎが食べられるようですが。
じつはこのぼたもちとおはぎの違いはわかりますでしょうか?
実はこの二つはまったく同じもので、ぼたもちは牡丹餅と漢字で書かれます、 その由来は 春分の日である春にに咲く花が牡丹であるから、そこから名前がつけられたようです。
そしておはぎはお萩と書き、 秋分の日である秋に萩の花が咲くから名づけられた由来があります。
なので同じものですが、時期によって呼び方が違うだけですね、春分の日には牡丹餅を食べましょう。
まとめ
今年も3月に入り、春分の日が近づいてきましたね、春分の日がどのような意味がある休日なのか、まったく知らなかったため 色々と調べて書いてみました。
春分の日は春分になる日が設定されて、その日は昼間と夜の時間がほぼ一致する日にちであるということ、 これからはどんどん昼が長くなり夜が遅くなっても日が長くなっていきますね。
そして休日の歴史は皇霊祭が歴史的に休日の目的であったこと、そして牡丹餅とお萩の違いを調べてみました。
今年の春分の日は日本のなどを思い浮かべ、一日を過ごすのもいいかもしれませんね。