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赤ちゃんの揺さぶられ症候群はどの程度の揺さぶられで障害や死亡などの問題が発生するのか? 

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赤ちゃんが泣いていて、泣きやまそうと、あやしているときに揺らすことがある、 しかしながらこの揺さぶりの強度はどの程度が赤ちゃんの後遺症などの障害、そして死亡してしまうほどのダメージを与えてしまうのか?

そしてどれくらいの赤ちゃんががゆさぶられ症候群で被害を受けているのか?   私も親の一人としてこの問題に真剣に考え知識を得るために勉強してみた。

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ゆさぶられ症候群とは

ゆさぶられ症候群とはどのうなものだろうか?  これは英語でShaken Baby Syndrome 省略してSBSと言われていて、私の住んでいるアメリカでも大きな問題になっている一つとなっています。

この問題は読んで字のごとく、 頭を激しくゆさぶられることにより、脳震盪を起こし深刻なダメージが招くことや、 神経などにも問題が発生し下半身麻痺などの障害を起こすことにもなるのです。

私も子供が生まれる前に、病院でこの事についてテレビで勉強をさせられます、 実際に若い夫婦の旦那さんが、泣き止まない赤ちゃんにイライラして赤ちゃんを揺さぶり、その後、ぐったりしてしまい、そのまま亡くなってしまったという、悲しい体験談などを見せられた記憶があります。

とくにこの症状は生まれたばかりから数か月までの赤ちゃんに被害が最も多く、 特に首がまだしっかりとすわっていないと揺さぶられ症候群は発生しやすいですが、 首がしっかり座った後でも多くの赤ちゃんが揺さぶられ症候群にかかっています。

アメリカでは平均1年に1300人の赤ちゃんがこの揺さぶられ症候群になりそのうちの80%以上が下半身麻痺などの身体的な障害を受けるという、そして25%は残念ながら死亡してしまうケースが多いとのことで、 赤ちゃんの死亡原因で最も高いと言われています。

ゆさぶられる強度はどれくらいなのか?

揺さぶられる振動の強度ですが、 抱っこして歩くくらいの振動はもちろん問題はないですし、 バウンサーやゆりかごの揺れですが、 大きく時間をかけて揺れるのは問題がないでしょう。

赤ちゃんの頭の中は脳と頭蓋骨には隙間が通常よりも開いているため、揺さぶった場合は隙間がある分、大きく脳も揺れる事になります、なので細かく早い揺さぶりが危険と言えます、具体的にどれくらいが危険と言われると、 文章で表すのは厳しいのですが、 2秒間に5回以上の早い揺さぶりを15秒以上続けることが危険と言われています。

通常で赤ちゃんをあやすときには、そんな激しく揺らすことはないと思うので、故意に揺さぶらなければ問題はないと考えられます。   アメリカでも多くあったのは赤ちゃんが泣き止まないためイライラとストレスが溜まって揺さぶり泣きやませるために、感情的に揺さぶったことにより揺さぶり症候群が発生しています。

次に車ですが、  砂利道やボコボコとした道をずっと走り続けるとかしなければ、問題はないでしょう、 ただ私の経験から1時間以上のドライブは赤ちゃんの機嫌が悪くなり、泣き出してしまうことが多かったので1時間に一度は休憩しするのがいいかもしれません。

後はベビーカーでも、砂利道で高速で走るなどしない限りは大丈夫でしょう。。   私はジョガーというタイヤが3本付いた、ベビーストローラーを押しながら天気のいい日はジョギングをしたりしています、 そのジョガーはゴムのタイヤがついていて、揺れが少ないので舗装されているところを走っても、私の子は問題なく寝ていましたね。

ゆさぶられる被害者のいろいろな統計

アメリカで色々な揺さぶられ症候群のいろいろな統計データがあり、 参考になるかと思いますので書いてみました

 

揺さぶられ症候群での死亡率         25%
揺さぶられ症候群による治療費(1年で)         14億円から18億円
最も揺さぶられ症候群になる幼児             6か月以下の乳児
赤ちゃんを揺さぶり、揺さぶられ症候群にしてしまった母親の平均年齢  34歳
赤ちゃんを揺さぶり、揺さぶられ症候群にしてしまった父親の平均年齢  27歳
一人の赤ちゃんにかかる揺さぶられ症候群の治療費の平均       700万円

ゆさぶられ症候群を起こさないために、

かわいい赤ちゃんを揺さぶられ症候群にしないためには、どのような対策がいいのか

  • お腹がすいているかもしれないので、ミルクをあげてみる、
  • おむつを確認して、必要なら交換してあげる
  • ゲップをまめにさせてあげる
  • 抱っこして散歩してみる。
  • 車に乗せたりベビーカーに乗せてみる
  • スイングやバウンサーに乗せて揺らしてみる。
  • もし母親や父親が一緒にいて、 赤ちゃんが泣く事によりイライラや感情的が高まっているときは、 柵のあるベビーベットなどに赤ちゃんを寝かせて、その場を離れ冷静になる、 友人や母親に電話をして心を落ち着かせる。

上記が病院で赤ちゃんがでてくるまでの間の勉強で学んだことです。

まとめ

ニュースで赤ちゃんが激しく揺さぶられる事により、揺さぶられ症候群になり、下半身麻痺の障害を持つようになったり、ひどいときは死亡してしまうというような非常に悲しいニュースがたまにある。
私も人の親として非常に悲しい事件だ。

どのような揺さぶりが赤ちゃんにとって脳にダメージを与えるほどの問題が発生するのか、色々と調べてみたが、ほとんどの場合は親によって激しく揺らされ揺さぶり症候群になってしまうことが多いようだ、

車やベビーカー、そしてバウンサーなどのではあまり問題ないが、 やはり2秒で5回以上の激しい揺さぶりを15秒以上が脳にダメージを与える基準と考えれば、いかにして私たち親が気を付けていかなかればならないかがわかる。

赤ちゃんと一緒にいれば、色々と大変なことがある、 なかなか泣き止まないし、抱っこしても耳元で鳴き声を聞き続ければどんな人間でもイライラする、かわいい我が子であっても精神が崩壊することは誰でもあり得ること、 それをいかにして避けるか、 周りの人の助けを求めるかによって解決することはできると思う。

そして、子供を持つ親御さんたちに周りとしては、いかにしてストレスを与えないようにして協力してあげることが非常に大事だと思う。

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