先日のE1こと東アジアカップでの日韓戦で日本が1-4という大敗を喫したことは記憶に新しい。
前回の記事にも少し日本のダメなところを書いたが、今回はこの日韓戦についていろいろと考えてみたので書いてみたい。
歴史的に日本がホームでありながら4点も失点したのは1954年で60年以上ぶりになる失態であると言えよう。
今回の大会 日本は初戦で北朝鮮を1-0破り、次に中国戦で2-1で破り、2連勝し、そしてこの韓国戦では引き分け以上で優勝という期待に日本のサッカーファンは優勝はもう目の前でよほどのことがなければ優勝するだろうと楽観的であった。 私自身もまあ優勝は固いだろうと悠長に考えてた、、、
しかしながら楽観的で悠長に考えすぎていたのは、今回戦った日本代表の選手たちそして恐らく監督のハリルホジッチも同じくだろう、 そこから油断ができたのと考えられる。
試合内容は最初の日本が先取点を取った後から試合の主導権は完全に韓国にもっていかれている、この先取点を取った時点で日本選手、監督も含めて
ああこの試合も勝ったな、 韓国も大したことはない
という言うような声が聞こてきそうな動きになった、その後 韓国チームの猛攻にやられ、立て直しができることなく惨敗
スポーツでも戦争でも、油断が思考などの精神的、筋肉などの肉体的の緊張感が緩め、そしていったん緩んでしまったのを再度復活させるには非常に難しいということだ。
まして90分というサッカーの試合のなかで立て直すことは非常に難しい。。
ハリルホジッチ監督はかつてこう言っていた
おそらく試合前には選手にヤル気と自信を促す特別な言葉を探るだろう。全体ミーティングも重要だが、ある選手には個別に話をするだろう。試合がどの方向に行くかは知らねばならないんだ。責任感もマックスにさせる必要がある。無頓着では歴史に到達することない
こう言っていたが選手達は監督の采配で試合がどの方向へ行くのかわかっていたのだろうか? キャプテンや個々の選手が責任感を持ってプレーしていたのだろうか?
この試合を見た感じでの私の考えは 残念ながら〝NO″ であり。 ハリル監督の采配には疑問を感じている。 試合に勝ち負けはあるだろう、しかし今回の日本チームの崩れて負けたのは許しがたい負け方だ。
彼が監督を辞任するかどうかは、私は判断はできないが、ロシアでの大会ではハリル戦略は通用するのか疑問である。
今回の日本チームは韓国チームにくらべて フィジカル、パワー、責任力、そして精神力においてすべて負けていた。
ハリル監督には日本のことわざ
勝って兜の緒を締めよ
という言葉を深く刻んでもらいたいものだ。
ちなみに ハリル監督はもとフォワードの選手、 私は個人的にフォワード出身の監督はあまり好きではない、なぜならあまりフィールドの全体を見るのが得意ではないような気がするからである。