スノーボードのビッグエアという競技が、2018年オリンピックの競技で初めて採用された、 このビックエアはどんなスポーツなのか? そしてどのように採点されるのか?
今回の平昌オリンピックでのコースの説明も加えながら書いてみたいと思う。
スノーボード ビッグエアとは
今回の平昌オリンピックから正式に採用された ビッグエア
スノーボードにはパラレル大回転、 スノーボードクロス、ハーフパイプ、スロープスタイル、そしてこのビックエアという大きく分けて3つの競技がある。
今回はこのビックエアについて書いてみたいと思う。
ビッグエアとは、一つのジャンプで演技して、その空中での技の難易度と完成度を採点し得点が決まる、シンプルな競技である。
映像で見るのが早いと思うが、 助走をつけジャンプ台から飛び上がり、そこでのパフォーマンスを審査する競技になります。
平昌オリンピックのコース
今回の平昌オリンピックでのコースですが
助走の長さ 70m
助走の角度 45度
飛び出しから着地部の距離 36m
ジャンプの高さ 6m
着地地点の角度 36度
ランプの高さ 49m
今回の平昌オリンピックで使用されるビッグエアのランプの高さは49mで世界で最大規模の助走部の高さ、それに45度の角度がついていますので トンもない高さでとんでもない角度なのです、
45度というと理論上は急勾配とかんじですが、 スキーでのスロープでも上級も上級、でもちろん道路での傾斜でも45度というのはあり得ないです、 ちなみに世界一の急な坂道はオーストラリアにある19度ということで、それでも大型車は通行禁止なので、45度がとんでもない傾斜ということはわかるでしょう。
そしてほぼ50mの高さから滑りおります、 50mの高さといったらビルの20階建てビルの高さくらいです、 そこから45度の傾斜を滑り下りて6mのジャンプ台から飛び出すって、危険すぎるスポーツですよね。
このスポーツがエクスストリームスポーツと言われる所以です。 空中でバランスを崩せば、たんなるケガではすまないでしょう。
平昌オリンピックでの採点方法
さてこの危険なエクストリームスポーツであるビッグエアはどのようなルールで採点されるのでしょうか?
大きくわけて 4つの目安が審査される
難易度(Difficulty)
完成度(Execution)
高さ (Amplitude)
着地 (Landing )
この英語の頭文字をとってDEAL スコアとよばれ テレビグラフィックモニターに表示され 各基準の演技を審査することになる。
審査員は6名で1点から100点の持ち点で評価をする
予選では2回の競技があり、どちらか高いほうのスコアが使用される
今回の平昌オリンピックでは男子 40名、 女子30名の参加者で、 男女それぞれ12名が決勝に進むことになる。
決勝では 3回のジャンプでその中の得点の高い二つの合計が得点になる、 しかしながら、 その2本は同じ回転方向の演技ではカウントされないため、3つのジャンプはすべて回転方向を変え、バラエティにとんだジャンプを見せる必要がある。
着地はキレイに着地したか、しりもちや手をついていないかもある、 そして高さは比較が非常にしやすい、
完成度は、空中でしっかりとグラブという手でボードをしっかりつかんでいるかも競技の審査になる。。
難易度の高い技となると 縦4回転、横5回転の大技を披露するトップ選手もいる。
ビッグエアの日本人選手と他
岩渕麗楽(いわぶちれいら)選手
まだ若干16歳の天才少女と言われている選手、今回のビックエアでもメダル候補と言われています。
性格はおとなしいということですが、 こんな危険なエクストリームスポーツをやってて、おとなしい性格の女の子ってどんなんだろと思ってしまします。
写真をみますと、、、 たしかに見た目は地味な感じの女の子でとても命がけのスポーツをやってる子とは思えませんね。
鬼塚雅(おにづかみやび)選手
鬼塚選手はスノーボードでもスロープスタイルの選手ですが、このビッグエアでも出場を決めています、 メダル候補ですね。
しかし名前が凄いですね、 雅な演技でありながら、鬼のような大胆さ、 彼女もまだ19歳ですが、見た目はそんなに派手ではなくどちらかというと地味な見た目
しかし、スノーボードに乗ると鬼になるんでしょうね。
注目の女性選手は上記の他は
藤森由香選手
広野あさみ選手
男子では
大久保勇利選手
国武大晃選手と
まとめ
明日から始まる今回 平昌オリンピックでのスノーボードでの最後の競技 ビッグエア
このビッグエアの今回のオリンピックでのコースやルール
そしてどのようにビッグエアが採点されるのかを調べて書いてみました。
女性スノーボーダーではいまだに誰もメダルを取っていないので この競技でぜひメダルを持ち帰ってもらいたいものです