アメリカに住んで来月の2月で早くも5年になる、 最初に来た時は右も左もわからないままでいろいろと苦労したが、振り返ってみるとまさに光陰矢のごとし、あっという間だった。 この話を何回かに分けて書いてみたい、今後、アメリカ移住を考えている人の助けになればと思う。
海外に住んでいても、やはり日本のことは気になるため、いつもニュースで日本での出来事を見てしまい、それをいつも日記のようにブログに書いていたが、
今回この移住してから5年間のアメリカ生活について書いてみたいと思う。
まずは移住前
私がアメリカに移住したのは2013年の2月、 それまで出張ベースではよく来ていたが、本格的にこちらの上司から転勤しないかとのオファーをうけ、 まずは家族の理解が必要だと考えた私は、2012年の夏に妻をつれて訪米した。
私が就任する地は米国の北西部、ワシントン州とオレゴン州あたり、 有名な街では野球選手のイチローが所属したマリナーズがあるシアトル、そして最近、日本でも注目を浴びていると言われる オレゴン州ポートランド。
この地は緑が多く美しい場所だが、その緑をキープするために水が多く、そのため雨が多い、 冬になると毎日のように雨が降る。 しかし夏は日本のように湿気もなく、とても緑が綺麗で本当に素晴らしい、 その素晴らしい夏を妻に見せれば、絶対この土地が気に入るだろうと思い、 夏に訪米することにしたのが計画だった。
案の定、妻は北西部の夏が気に入り、 とてもいいところだと言ってくれ、ここであれば子供を育てるのもいいし、 移住に同意して私の転属についてきてくれることになった。
そしてアメリカへ移住
私達は2013年の2月の頭にアメリカへ移動し、私は米国本社に赴任することになった。
米国へ到着して 会社が用意してくれたアパートへ入った。 しかし季節は冬で毎日が雨の日々、 私は仕事があったので、外へでて気晴らしなどをすることができたが、彼女はいつもアパートにいて、外の雨が降るどんよりした空気でかなり精神的にもやられてしまっていた。
この地域では冬に雨が多くどんよりした天気のため、鬱になる人が多いと聞いていたので、彼女の対策として ビタミンDを取得することが一つの対策と聞いた、
太陽を浴びることで、落ち着くというのは知らなかったが、太陽が数日でないことがあるこの地域では太陽のありがたさが身に染みてわかるようになる。
その太陽と同じようなビタミンDを発する ハッピーライトというライトがここではよく売れているので、このライトを購入し、妻の精神的な苦痛の助けとした。 このハッピーライトは日本では聞いたことはないのだが、 ここではヒット商品でうつ病の人にはドクターからおすすめされるらしい。
会社が派遣した移住のコンサルタントの助けもあり、車、アパート、銀行口座、ソーシャルセキュリティの取得などの作業が終わり、私達夫婦のアメリカ生活はなんとか動きだした。