本日のマツコの知らない世界に出演される、 鶏卵の親子丼にこだわりがあり、300種類も食べたこともある伊藤光さんが出演され、親子丼について熱く語られるという。
親子丼といえば一般的に鶏と卵で閉じたのをごはんの上に載せた、シンプルな料理で和食として一般的で庶民の料理だ。
この親子丼にこだわる伊藤光さんは、親子丼がすし、てんぷら、に続く日本を代表する和食となっているいう。 親子丼とはどのように始まって、どんな鶏肉や卵を使ってなどの種類があるのか?
日本の世界に打って出る次なる和食代表料理、親子丼を調べてみた。
親子丼の歴史
まずは親子丼の歴史を見てみよう、 親子丼と言っても実は親子がごはんの上に載ってれば、なんでも親子丼になってしまう、 魚の鮭と子のいくらが白いご飯の上にのっていれば、もちろん親子丼だが、今回は鶏肉と鶏卵の親子丼のみに絞っている。
その一般的な親子丼は鶏肉をだしを取った汁(割下)で煮込んで、それを溶き卵でとじ、白いご飯の上に載せて出される料理である。
鶏肉を煮込むときに、ネギや玉ねぎを一緒に煮込むのも多い、そして最後 白いご飯の上に乗せたあと、香りづけのために三つ葉の葉っぱを載せることも多い。
さて、いつ親子丼が生まれてたかと言われると、 二つの説がある
まず一つ目は、明治20年、西暦では1887年に親子丼のようなものが食べられていたという。
場所は東京人形町の軍鶏料理の専門店玉ひでで、残った軍鶏料理の肉と割下に溶き卵を入れてとじて、それを白ご飯と一緒に出していたというのが発祥と言われている。
そしても一つは明治36年、西暦1903年
場所は食の大阪、 内国勧業博覧会という政府主導の食の博覧会において大阪の料亭鳥菊の当時の料理長が鶏肉と白菜、ネギを一緒に煮込んで、卵でとじご飯の上に載せて博覧会に提供したと言われています。
どちらの説が本当かはわかりませんが、関西と関東では同じ親子丼でも、出汁の取り方が違うため、同じ卵でとじたというところが同じなくらいで、味は違うものになっているため、ほぼ別料理と言ってもいいかもしれませんね。
ちなみに丼ぶりの歴史の古さで言えば、 親子丼は2番目に古い歴史をもつようです、 ちなみに一番古いのは牛丼で、3番目はカツ丼らしいです。
親子丼の種類
親子丼の種類ですが、 もちろんお店によって作り方も違いますので、細かく分ければいくらでも種類分けすることができるのですが、
ここでは大きく分けて、出汁が違う、 鶏肉の部位が違うという2つに分けたいと思います
まず出汁の種類ですが、
上記の歴史での話のように、関西と関東の出汁の違いがあります。
うどんでも、そばでも関西と関東は違う出汁を取っていますので、もちろん親子丼でも違う味を出しています、
関西は多くの店でコンブと薄口醤油での出汁がベースになり、 関東では鰹節と濃口醤油での出汁が一般的と言われています、
私は関西出身なので、うどんにしてもスープは透き通っているイメージがあるのですが、 関東に初めてきたときはうどんのスープが黒かったのを覚えています。
そのイメージから関東の親子丼、うどんは味付けが濃くて、塩辛いとイメージがわいていたのですが、実は薄口醤油のほうが濃口醤油よりも塩分は2%ほど高いそうなので、本当は薄口醤油のほうが塩辛くてしょっぱいんでしょうがね、 ただ醤油の量の問題もあるので一概にどちらが塩分濃度が高いかはわかりません。
そして鶏肉の種類ですが、
むね肉ともも肉のどちからが一般的に親子丼には使われる事が多いようです、 人によっては砂ずりを入れる人もいるようですが、、 一般的ではないですね。
なのでまずはむね肉、 こちらは煮込みすぎても肉が固くならないのがメリットのようです、そして脂肪分が少なくあっさりとした味付きになりますね、 デメリットは脂肪分が少なく脂分が少ないためパサパサした感じがするので、こちらを嫌う人もいますが、 地鶏を使うことや、料理法をうまくすることで、おいしく料理することも十分に可能のようですね。
そして、モモ肉、こちらは脂肪分も多く、味も濃くジューシーに仕上がるので一般的にレストランでもモモ肉を使ってるところが多いと思います、 ただ脂肪分が多いのでカロリーが多くなってしまうデメリットもありますが、
レストランでもむね肉とモモ肉の両方を入れるところもあれば、どちらか片方だけというのもありますので、好みに合わせて作ったり食べたりするのもいいですね。
番組で紹介された、親子丼の店
道頓堀今井
関西のお店です、 卵でとじてさらに生卵が上にのっていますね、 おいしそうで、お腹がすいてきますね。
住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1丁目7番22号
鳥開総本家
名古屋のお店です、 名古屋だけあって 地鶏の名古屋コーチンを使用しての鶏肉と卵、高級なお味がしそうですね。
こちらも生卵が乗っています。
住所:名古屋市中村区椿町6-9 エスカ地下街北口フロア
玉ひで
そして親子丼の発祥の店と言われている、お店 玉ひで 種類を見てみると通帳の親子丼の他に、むね肉、手羽先、もも肉と3種類の肉の部位が入った親子丼、 白レバが入った親子丼、そして炙り熟成ささみが入った親子丼と種類も豊富です。
住所:東京都 中央区 日本橋人形町 1-17-10
どのお店もおいしそうで、自分ではなかなか作れなさそうな感じです。
機会があれば親子丼の食べ歩きをしてみたいものです。
以上 大阪、名古屋、東京での代表的な親子丼のお店です
まとめ
今回のマツコの知らない世界で紹介される親子丼、
鶏肉を煮込んで溶き卵でとじるだけのシンプルな料理ですが、深い味わいで、鶏肉の種類や割下と言われる、味付けのこだわりで多くの種類があると言うことがわかりました。
関西風だとコンブと薄口醤油、 関東だと鰹節と濃口醤油など
鶏肉の部位も一般的なモモ肉のほかむね肉、 砂ずり、 手羽先や白レバなどの部位を使うお店もあるようです。
どのお店もおいしそうでしたね、
しかしながら親子丼にこだわりをもって300種類を食べ歩いた人がいるというのは驚きですね 一日の3食親子丼でもイケるって、どの料理にもこだわりがありうんちくが語れる人がいるんですねえ。